岡本くんの愛し方









ん?なんか口ぱくで言ってる…。




〝 昼 休 み 図 書 室 〟




…もしかして、学校でもスパルタ授業をやるの!?




つ、辛いです…。




とりあえず渋々頷くと、再び本に目を戻した岡本くん。




「…何よ、すず。岡本が気になるの?」




「へ?!」




「だって、視線の先が岡本じゃない」




うわわわ!やばいよ、バレちゃう!
どうしよう…なんて言おう?




「き、気になるとかそんなのじゃないよっ!」




「見とれるのも分からなくはないけど…。
岡本は隠れモテ男だからね」




隠れモテ男?何それ?




「この学年でも密かに人気だし、それだけじゃなくて先輩からも人気があるんだよね~。
毒舌な所もクールで格好いいんだってさ。
私にはよく分かんないけど、とにかく隠れ人気あるよ」




でも、モテるのも分かる気がする。




目は切れ長で、鼻はスッとしてるし、
綺麗な黒髪はサラサラだし、身長も高いもんね。




毒舌って、クールなの…?