岡本くんの愛し方









お母さんとご飯を食べて、お風呂に入り、
ベッドで携帯片手に横になる。




お風呂入ってるあいだに着信が2件。




雅ちゃんと千尋くんから来てた。




後はメールで園田先輩から来てたから、
今日やったことを今さっき返信したばかり。




…とりあえず、雅ちゃんに電話をかけなおそう




PLLLL...




ワンコールのあと、すぐに、もしもし!と雅ちゃんの大きな声が聞こえた。




「雅ちゃん、ごめんね!さっきお風呂に入ってたの」




『平気。でさ、今日ね、岡本が元気なかったんだけど、すずとなんかあったのかと思って』




…千尋くん、元気なかったんだ。




「…実はね、無視したの」




『え?』




私は今日のことと、昨日のことをを一通り雅ちゃんに説明した。




『そんな事が…ごめんね、私がみんなを止めてれば…』




「雅ちゃんは悪くないよ!
私がもっと我慢出来てれば良かったんだけど…ね」




私がそういうと、少しだけ、沈黙が続いた。




その沈黙を破ったのは雅ちゃんだった。




『…でも、園田先輩の考えたことは意外といい事かもしれない。〝我慢禁止令〟ってやつ?』




いい事…なのかな……。
私の勝手になってないかな…?




『園田先輩の言う通り、すずは我慢し過ぎなの!
今日やってみてあれだけ岡本は大ダメージを食らったんだし、ちゃんと話してみたら?』




…そうだよね、千尋くんからしたら、何が何なのか分からないもんね。