「小鳥遊ちゃんは受付でなんのオバケ?」




「雪女だよ〜」




「いいね!俺なんて…」




遠藤くんと2人で話していると、廊下から女の子たちの声が聞こえた。




「岡本くん、カッコイイ!!」




「うんうん!やっぱり岡本くんいいよね!」




…まぁ、分かってたんだよね。




千尋くんが執事の格好するなんて、絶対カッコイイと思うよ。




「えっと…小鳥遊ちゃん!俺なんてね!壁なんだよ!?どう思う!?」




遠藤くん、私を笑わせようとしてくれてるんだろうなぁ…。




「あはは、遠藤くんらしいね!」




「えっ、何それ!?」




ありがとう、遠藤くん。




遠藤くんのおかげで、だいぶ気が楽なんだよ。