「んな睨むなって〜、なんもしてねーよ!」 ケタケタと笑いながら、靴を履き替える天咲くん。 「しゃーない、校門まで一緒に帰んのはお預けだな!じゃあな、すず!」 そう言ってニコニコしながら走って天咲くんはこの場から去ってしまった。 去り際にとんでもないことを発言して。 「……なんで下の名前呼んでんの、あいつ」 ついさっきまで、小鳥遊って呼んでたのに、 突然〝すず〟と変えたのは私もビックリ。