岡本くんの愛し方









「すず」




昇降口について、私の呼ぶ声が聞こえて、まさかと思って声のした方を見ると…




そのまさかだった。




「千尋くん!?」




てっきり先に帰ったかと思ってた千尋くんが、昇降口の下駄箱の所で寄りかかってた。




「待っててくれたの…?」




1時間も、ずっと?




「まぁね、まだ3時だし。」




千尋くんが視線を私から、後ろにいる天咲くんに移した。