岡本くんの愛し方









「…ということで、解散!」




懐かしの鬼先の号令で、皆が帰り始める。




なんだか重たい空気だったから開放感がすごいなぁ…。




「さーてと、帰ろうかな」




時間はあれから1時間経って、午後の3時。




家に帰ったら何しようかな〜




なんて考えていたら、小鳥遊、と天咲くんに呼ばれた。




「途中まで一緒に帰ろうぜ、校門のとこまで!」




「うん、いいよ!」




私達は会議室を出て、少し離れた昇降口まで並んで歩いた。




「そういえば、天咲くんの下の名前って…何?」




よくよく考えれば、私、天咲くんの下の名前知らなかったよ。




「瑠衣」




「へぇ、瑠衣くんって言うんだ!」




なんだかカッコイイ名前だなぁ。