千尋くんが帰ってきた……! 足音が此方に近づいてきて、鼓動が大きく早くなる。 そして、リビングのドアが開いて私はクラッカーを鳴らした。 「……は?」 中に入ってきた千尋くんは驚きのあまり開いた口が塞がってない。 「ハ、ハッピーバースデー!千尋くん!」 そういいながらニコニコするものの無反応。 ちょっと恥ずかしくなってきた私は、プレゼントを千尋くんに押し付けるように渡した。 「これ…プレゼント、だよ!」 千尋くんはプレゼントをじーっと見つめてから、私を見つめ直した。