岡本くんの愛し方









その日1日は昨日と打って変わって何も起こらなかったけど、知ってるよ。




4人が私を守ってくれてたこと。




遠藤くんは何かと杉本さんたちについてたし、
園田先輩はゴミ箱の所とかいてくれたみたい。




雅ちゃんは私につきっきりで、




岡本くんは、毎回私の身の回りを確認してた。




本当に良い友達・先輩・彼氏に巡り会えたと思う。




「それじゃあ、岡本、後は頼んだわよ!」




放課後、雅ちゃんはそう言って部活へ行った。




「遠藤、ちょっと行ってくるから」




「気をつけて〜女の子には優しくだよ」




千尋くんは〝用事〟を済ませに教室から出てしまい、残ったのは私と遠藤くんの2人になってしまった。




「遠藤くん、今日はありがとう…ううん。今日もありがとう、だね!」




「いいんだよ!」




本当に助かったし、嬉しかった。
感謝しきれないなぁ。




「そう言えば、千尋の誕生日知ってる?」




「知らない…!」




誕生日の話なんて、お互いした事なかった…。




「ロマンチックにクリスマスなんだよ」




「わぁ…ロマンチック…!」




あ、でも、千尋くんっぽいかも。