岡本くんの愛し方









次の日、下駄箱の前には千尋くんと遠藤くんと園田先輩。




そして、昨日電話で全てを話した相手、雅ちゃんが私を待っていた。




「すず!鍵開けて!」




雅ちゃんは私を急かすようにそういった。




昨日電話したら、なんで直ぐに相談してくれなかったの?親友でしょ?っていってくれて、また泣きそうになっちゃったんだ。




鍵を開けると、やっぱり紙は入ってて、
それを雅ちゃんが全部回収して、私に見えないように見た。




「すずは見なくていいよ!」




雅ちゃん含めた私以外の4人がその紙に書かれている内容を全部読んだ。




どうやら、見せてくれないみたいです。




「よし、すず、教室行こうか」




「あ、待った!まずは、俺ね〜?」




雅ちゃんの言葉を遮った遠藤くんは、走って教室まで行ってしまった。




私はその行動の理由が分からないけど、ほかの3人にはわかってたみたい。




手紙は園田先輩が持ったまま、教室に行ってしまった。




少ししてから雅ちゃんと千尋くんに挟まれて教室に入った。




座席に座り、また昨日の様に教科書を入れようとしたけど、怖くなって中を見てみた。




でも、何も入ってなかった。




「遠藤がさっき先に行ったでしょ?
机の中とかチェックするためだよ」




雅ちゃんに言われて、やっと納得した。




遠藤くん、ありがとう。