「杉本 結子って知ってる?」
「隣のクラスのなんかほかの女の子2人を引き連れてる?」
「そうそう!」
でも、杉本さんってそんな変な噂出てないけどな…。
確かにちょっとプライドが高そうな人だなって思うけど、かと言って特別何かをしたって言うのも聞いてないなぁ。
「実は杉本さんってさ、千尋の事大好きで…
昨日も告白しようとしたけど、取り消しにしてやめたらしいんだよね。
理由はよく分からないんだけど、一番危ないのはその人かな〜って」
「そっか…」
「……でも、千尋と小鳥遊ちゃんなら大丈夫!
何があっても千尋を信じてあげてね!
…とりあえず、気をつけて!」
「何してんの、人の彼女に」
突然後ろから聞きなれた声が聞こえて
恐る恐る振り返ると…
「千尋くん…」
案の定、千尋くんがそこにいた。
「なんもしてねーよ!」
「あっそ。すず、さっき仲村さんが呼んでたから早く行きなよ。中庭に行ったよ」
「あ!そうだ!今日は外でお話しようって約束してたんだ!遠藤くんありがとね〜」
手を振って、猛ダッシュで中庭に向かってたから…
「千尋、一応忠告はしたけど…」
「分かってる」
遠藤くんが心配そうな表情を
千尋くんが真剣な表情をしてた事に気づかなかった。

