「当麻。こんなのが、スピーチ台に」 太田から紙を受けとると、当麻は目を大きく見開いた。 そこには、 『僕はもうムリだ。 死んで詫びよう。 柊 留衣』 とボールペンで書かれていた。 「友明の呪いにビビって、留衣は自殺したんだ。全部……友明の呪いのせいだ!!」 陸が体育館中に響き渡るような声で叫んだ。