「え?」 太田の視線をおそるおそるたどると、廊下の先に制服を着た男が立っていた。 白い影に包まれ、顔は生気を失っており瞳は濁っている。 優衣は全身に鳥肌がたつのが分かった。 彼が、工藤友明の幽霊……。 「と、友明なのか……。」 太田が取りつかれたように友明に向かって歩き始める。