「服がのびるし、掴まれてると歩きにくいんでな」 前を向いたまま言う当麻の耳はすこしだけ赤かった。 照れてるんだな。 そう思うと、当麻が可愛くて仕方がなかった。 部室を一歩出ると、そこは真っ暗闇で前も後ろもわからない闇の中。