森田当麻の奇妙事件簿2


飛鳥の手首に手錠がはめられる。

「……一条真凛。お前も署まで同行願おうか」

皆藤の静かな物言いに、真凛が涙を流しながらうなずく。

「探偵さん」

体育館を出るときに、飛鳥が振り返った。

そしてニッコリと微笑む。

「もっと早く、あなたに出逢えれば良かった。……ありがとう。」

優衣が頭を下げると、飛鳥が当麻をみた。

当麻は照れ臭そうに髪をかく。