「……ごめんっ。ごめんね、友明……!!」
真凛から飛鳥の手が離れる。
そして、
「私が、死ねばいいんだ。私が死ねば……」
飛鳥が自分の首筋にナイフを突きつけた!
そのナイフを素早く皆藤が取り上げる。
「今の優衣ちゃんの話を聞いてなかったのか!!死んだ奴が望んでるのは、生きてる奴の幸せだ!生きてる奴が、幸せに生きれるように見守ってんだよ!!……お前は、まだ死んじゃいけねえ。友明のためにも、お前は罪を償うんだ。……それが友明の幸せだ」
皆藤の言葉に、飛鳥が嗚咽をあげて泣いた。
飛鳥の気持ちも分からなくはない。
でもだからといって、人を殺すのは当たり前なんかじゃない。

