「私、ここで待ってるからね」 日向の言葉に当麻はうなずくと、優衣とさっさと行ってしまう。 「ちょっ……!!くそっ!あいつ!!……おい!富山!お前はここで日向ちゃんの保護についてろ」 「わ、分かりました!」 富山にそう言い聞かせて、皆藤は校門を飛び越え、当麻の後を追う。 当麻は体育館のドアの前に来ると、皆藤をみた。 いつもの寝ぼけ眼じゃない。 ゾクッとするような、鋭い目。