ダメだ。限界……。 当麻は薄れいく意識の中、声を聞いた。 『……ちょう。……社長』 ……あいつか。 いつも予知夢のときは、日向が当麻を現実世界に引き戻してくれた。 でも、今回は……。 また、助けられるな。 情けないなんて思いながらも、当麻はそれに感謝していた。 素直に礼なんていえないけど――。 当麻は静かに目を閉じた。