赤い血が妙に現実味を帯びている。 優衣が固まっていると、当麻がぽつりと呟いた。 「なるほど。その工藤友明の幽霊が校内にうろついていて、七不思議のひとつになっている、ということか。」 「はい!!昨日も、私の部の後輩とその友達が夜に学校に忘れ物を取りに行って……その幽霊をみたんです。」 「二人は無事だったのか?」 「はい。二人とも、校庭に倒れていたんです。でも、後輩の友達は恐怖で家から出られなくなって……」