大男はフッと笑うと、ライターを取りだし火をつける。 「まさかまた出逢うとは思わなかったさ。まさに、運命にいるんだな。俺と、その憎い探偵は……」 「……なんで殺さないんスか?あんたほどの力があれば、こんな男楽勝じゃ……」 「ダメなんだ。まだ。殺す時期じゃない。……あいつが命を懸けても守りたいと思う、そんな奴が現れたとき。……あいつの命は、尽きる。」 この人は、人を殺すことを快感として得ている。 そう思うと、チャンの背中はゾッと凍った。