「こいつらが、あの坊主のことを聞きたいらしい。聞かせてやれ」 大男はそれだけ言うと、奥に行ってしまう。そのあとを犬のように追いかけていく男たち。 すぐに分かった。 あの大男が、ボス。 富山がジッと大男の後ろ姿をみてると、チャンが「あんまみてんじゃねーよ」と床に唾を吐く。 「あ、すみません」 「で?何が聞きたい?」 チャンはタバコに火をつけると、ハッと息を吐いた。