森田当麻の奇妙事件簿2


富山は恐怖感を覚えた。

その大男の雰囲気が、人を殺すことを何とも思わない、人間じゃないような気がしたからだ。

当麻が髪をかきながら、大男に近づく。

「僕たち、柊留衣さんの知り合いなんです。」

「……柊留衣?誰だ、それは」

大男が表情を変えずに言う。

「この男です」

当麻がポケットから留衣の顔写真を取り出した。