鍵はかかっておらず、ベッドの上で膝を抱える少女が目に飛び込んできた。 少女がゆっくりとこちらを向く。 生気のない瞳。 「お兄さんたち……誰?」 その低く小さな声に、優衣は恐怖を覚えた。 「美優さん……。」 当麻が美優に近づくと、「いやぁっ!」と美優が頭を振る。 「来ないで!学校になんか、行かない!!来ないでよ!!」 「……すみませんが、お母さん。僕とそこの女と美優さんの3人にしてくれませんか?」