森田当麻の奇妙事件簿2


鍵はかかっておらず、ベッドの上で膝を抱える少女が目に飛び込んできた。

少女がゆっくりとこちらを向く。

生気のない瞳。

「お兄さんたち……誰?」

その低く小さな声に、優衣は恐怖を覚えた。

「美優さん……。」

当麻が美優に近づくと、「いやぁっ!」と美優が頭を振る。

「来ないで!学校になんか、行かない!!来ないでよ!!」

「……すみませんが、お母さん。僕とそこの女と美優さんの3人にしてくれませんか?」