森田当麻の奇妙事件簿2




美優の家は住宅街にある普通の一軒家だった。

当麻と優衣は車を下り、インターホンを押す。

『……はい』

女の人の声が返ってきた。

「すみません。美優さんの学年に新しく来た教師なんですが……」

「ちょっと、そんなこと言って大丈夫……」
 
声をあげる優衣の口を当麻が塞いだ。

『美優の?……失礼ですが、お名前は?』

「森田と山中です。」

『……すこし待っててください』

インターホンが途切れ、当麻がふぅっと息を吐く。