「悠…?」


心配そうな汐梨の目。

やめろ…。
そんな顔すんなよ…。


「ごめん、悠。

汐梨ちゃん、ここ座って。
好きなの選んでいいよ、サービス。」


「えっ?!ありがとう。」


「いえいえ。
ほら、悠も座れよ。」


「あぁ。」


翔真がスイーツ作りを始めた理由…。
それは、小さい頃の俺が関係していた…。