片想い連鎖

……



……




「今日晴れてよかったよね〜


昨日雨だったからちょっと天気心配しちゃった」


「そうだね〜」


ほのちゃんと北高に向かっている途中だ。


「そう言えば私、サッカー部の試合を見るのなんて初めてだな〜」


「そう言えば、私もだ!」


いつもサッカー部を見てるからと言ってやっぱ練習だし、試合ではどんな感じなんだろう…


「今日は誘ってくれてありがとうね!」


「えっいや、誘ってくれたの高梨くんだからね!私じゃないよ〜」


そう、やっぱほのちゃんに見せたかったのかな…



「吉田出るのかな…」


「たぶん出るんじゃないかな?」



ほのちゃんには吉田くんとのことは全て話してある。


吉田くんの告白を断ったことも。


それからこの話はしてないけど、ほのちゃんはやっぱりまだ吉田くんのこと好き…なのかな?


私がもし逆の立場になったらほのちゃんとうまく話せなくなるかもしれない。


でもちゃんと今まで通り何も変わらず友達として付き合ってくれているほのちゃんは私なんかよりずっとずっと大人のように感じられた。