2つの暴走族に溺愛されたお姫様






沙奈『えっ!うそっ!』




彼等を見て、沙奈が声を上げる。




瑠衣『…沙奈、知ってるの?』




沙奈『知ってるに決まってんじゃん…って、もしかして瑠衣、知らないの!?あの人たち目当てで五十嵐に入ってくる女子だっているくらいなのに…。』




へぇ…
そのくらい人気なの?




モデルかなにか?
…まぁ、私には関係ないか、と思って教室に入ると、彼等も私達の教室に入ってきた。




もちろん、教室の女子はみんな黄色い歓声。男子でさえも、彼等を見れたことに喜んでた。