高校に入学して、1週間が経った。




相変わらず私は、学校では沙奈と過ごし、帰ればそのまま金蘭の倉庫へ行く。




そんな生活が続いていた。




でも今日は、何かが違う、いや、何かが変わるような予感が、する。




まぁ…気のせいかな。




お昼休みになり、沙奈が私の方を向いて、お昼食べようと言おうとしてきた時、廊下が、黄色い歓声やら、なにやらでザワザワしてきた。




私達は気になって廊下を覗いた。




そこには、イケメン男子五人がこっちに向かって歩いてくる姿があった。