2つの暴走族に溺愛されたお姫様






樹『なんだよ楓!!抱きつくくらいいいだろうが!』




父『そうだぞ!!』




あははは…。
私は苦笑いしかできない。




楓『黙れ、変態ども。』




父と樹は、楓に怒られたのに懲りたのか、静かに朝食を食べ始めた。




ありがとう。と楓の耳元で呟くと、私の頭に大きな手を置いて、




楓『あぁ、似合ってるよ制服。』




そう言って微笑んでくれた。




嬉しくて、自然と笑顔になった。