樹『‥‥俺らのお姫様は、世話が焼けるなったく。善は急げだ、さっさと説得してこいよ、楓。』
楓『あぁ、そのつもりだよ。出掛けてくるから、瑠衣のこと、頼んだ。』
そう言って俺は単車のキーを持って部屋を出た。
神威煌に俺と瑠衣はどんな関係だと聞かれたとき、瑠衣は大切な存在だと答えた。
瑠衣にとって、俺への大切は家族としてだと思う。でも俺はそれ以上。
初めてあった時から瑠衣を一人の女として大切な存在だったんだ。
たとえ家族としてでも、瑠衣にとって俺が大切な存在なだけで充分だ。
彼女が幸せなら‥‥。
【楓side end】

