2つの暴走族に溺愛されたお姫様






正輝『じゃあ、俺たちが仲間になるってことか‥‥??』




紫音『‥‥同盟ってことか。』




同盟を組んで雷神と金蘭が仲間になれば、瑠衣も何も気にすることなんてない、好きなように、学校にだって行ける。




樹『でも、雷神と金蘭は、前からずっと因縁の相手で、競い合ってきたのに先代たちや、傘下たちがそれを許すと思うか?』




楓『そこを俺がなんとかする。‥‥瑠衣を縛るようなことはしたくないんだ‥‥。だから頼む。お前らにも力を貸して欲しい。』




俺は3人に頭を下げた。




正輝『当たり前だろ、瑠衣は俺らにとっても大切な存在なんだよ。』




紫音『蘭姫を幸せにできないほうが、先代たちに顔を向けられないし。』





いい仲間を持ったよ、俺も瑠衣も。