「もーーーっ!!!!なんであんなことあそこで言っちゃうのよ！」

中に入るなり私は大声で叫んだ

もう周りの人の目なんて気にしてられない！

「だって？あーゆーふうに言わないと嘘カレカノやってる意味ないだろ？」

確かにそれもそーだ。

でもあんなところで言っちゃったらこれから女子たちにどんな目で見られるか…
恐ろしい…


「確かに意味ないけどさ…」

「大丈夫だって、男子たちの前でも俺が彼氏って堂々と言っちゃっていいからさ」

「はいはい」

「それになんかあったらちゃんと俺が守ってやるよ」

「……/////！」

な、なにそれ…///

ヤバイむっちゃ顔熱いんだけど

「お！なになに？照れてんの？」

図星をつかれてさらに赤くなる頬を抑えてそっぽを向いた

「照れてない！！じゃあ私教室戻るから！」

早くこの場から離れたい///

「花香、帰り教室まで迎えに行くから」

「う、うん///」

私は一目散で教室に向かった

ヤバイ

なにこの気持ち…

きっと勇太が慣れない言葉を言ったせいだ

そうだもん！絶対！