私は何が起きたのか分からず呆然と立っていた。 「よかったじゃん」 後ろから声を掛けられ振り向くと、そこにいたのは友人の明菜。 『聞いてた……?』 「うん」 いつの間にか私達の他に誰も居ない教室。 彼女は慶太の前の席に座り、携帯をいじっている。 .