慶太が頷いたのを確認してから一旦家に入る。 母親が何か言ってたけど、今はそれどころではない。 一直線に向かったのは冷蔵庫。 中からお目当ての物を取りだし、ソレを持って外へ出る。 慶太は壁に寄りかかり、手をポケットに突っ込み鼻を赤くして待っていた。 私はそんな彼に近寄る。 『寒いよね、ゴメン』 こちらを見る慶太と目が合う。 .