2人の彼女人形がいれば、俺はきっと寂しくないだろう。


結音がいつまでも目覚めなくても、きっと待ち続けることができる。


だって、結音そっくりで記憶も同じ女の子が2人もいるんだから。


考えれば考えるほど、それは素晴らしいもののような気がしてくる。


結音の身代わりを作ると考えればいい。


俺は一日人形のことばかり考えて、授業は全く身に入らなかったのだった。