栗原の顔を見れば見るほど綺麗だ なんで君付けされてドキドキしてるんだ俺は 栗原は俺の目を見てくれないが 勇気を振り絞るかのような絶妙な間を空けてこう言う 「お祭り、行こうね?」 俺はそらされてるはずの瞳に吸い込まれるようだった なんでこいつにドキドキしなきゃいけねーんだよ なんて思うけど 「あぁ、行こうか」 俺は栗原の誘いは断れない 約束の見返りとして言うことを聞くってなってるから 栗原は笑ってるのか笑っていないのかわからない表情を見せ 「じゃあね」 と言って俺の家から離れた