学校に着く



門が閉まっていることに俺らは気がつく



「なんだこれ、入れねーぞ」


とりあえず開けてみることにした



ガチャンという音をたてて門が開く


なんだ普通に開いてるじゃん



そのまま昇降口まで行くと



「蓮!」



早希が待っていた



「おぉー!もう食い終わったのか?」


「うん。ずっと待ってたよ」


こういう健気なところが早希のいいとこだ



「ちょっと蓮?」



早希は小声で俺を呼んだ



俺は耳だけを早希に傾けると



俺はそういえばそうかと気がつくことを言われる




「なんで他の女の子といるの?」



恐らく栗原には聞こえていない



俺は早希の嫉妬だと捉えた



「ごめん。たまたま話したことあるやつだったから
遅刻仲間として一緒に来ただけだよ」


「そう?ならいいんだけど」



その言葉を聞いた時早希は俺を信用してくれてるんだと強く思った



最初はのんと帰るだけでも嫌がっていたが
そこからのんと早希が仲良くなったのも早希がすべてを許してくれてたからだ



優しい彼女を持ちました。



性欲は強いけど