斎藤君は初めて登校するので一応職員室に行き、担任の前川先生を呼んだ。





「おっ、一条は今日も早いんだなぁ…
おっ 斎藤も一緒じゃねーか」



「はい、先生お久しぶりです」

「お前ら、家が隣同士になったみたいだな。」



「はい」

なんだ、先生知ってたんだ…


「クラスと席は一条が案内してくれるぞ。あと…分からない事があれば何でも一条に聞け」





…先生私を使いすぎです。


先生は斎藤君の病院にちょくちょくお見舞いに行っていたみたい。



楽しそうに先生と話している斎藤君を見て、少し安心した。