孤独

やっと会えた喜びが心から沸き起こった。
でも、彼女は、僕のことは、覚えていないようだ。

「大丈夫だった？」ニコリ

「は、はい」

彼女は、緊張ぎみに返事をした。

「怪我とかはない？」ニコリ

「ないです。助けてくださってありがとうございます」

「いいよそんなこと。それより、君の名前聞いてもいい？」

「あ、はい。私の名前は、一ノ宮優姫です。」

「一ノ宮」

僕が繰り返し言うと彼女は、ヤバいとっいた感じの顔をしたので、彼女は、自分が一ノ宮ショウのことを思ったんだろう。

「そうか、じゃあ優姫って呼ぶね。僕のことは、枢でいいから」ニコリ

「あ、はい」

すると、僕の後ろから幼馴染みの一条がやって来た。

「枢、どうしたの？こんなところれ珍しい」ニコニコ

「一条、ふざけてるの？」イラ

「わぁ、わぁ、ごめん。嘘だって！」苦笑い

一条と話をしていたら、優姫が困ってる顔をしていたのを斗真が気付いて優姫に話しかけてる。

「こんばんは」ニコニコ

「こ、こんばんは」

「君、可愛いね～
僕の名前は、一条斗真だよ。君の名前は？」ニコニコ

「わ、私の名前は、一ノ宮優姫です。」

「一ノ宮!？」

優姫が、待ったしまったといた顔をしていたので気付いてないようだが、一条がニコニコしているのが気に食わない。

「一条」ニコ

「ごめんね。それじゃ、優姫ちゃんだね。」ニコニコ

「は、はい？」

「よろしくね」ニコニコ

もう、王龍の集合時間だから、倉庫に行かなければならないのに、一条が余計な話をしたせいで優姫との話が出来なかった。

「今日は、これくらいにして帰ろうか。
一人で帰れる？」

「はい」

「それじゃね、優姫」ニコリ

「またね、優姫ちゃん」ニコニコ

「はい、さようなら」