その頃、姫芽の教室に向かっていた鬼龍の総長と幹部は、女子からは好意と欲望の目線を向けられていた。一方、男子からは憧れと尊敬の目線で見ていた。

「「「「きゃー」」」」女子

「やっぱ、凄いわ」男子

鬼龍は、この高校で誰もが憧れる存在。
そして、ここでは、彼らに喧嘩を売ったりする人はいない。行ったとしても、それはアホか馬鹿のどちらかだ。