Magic Academy ~古からの盟約~

…こ、こは?


気が付くと、見覚えのない、真っ白な天井が広がっていた。
少し体を起こして見回してみる。


ヒュープリッツァの…


部屋には見覚えがあった。

「お、気が付いたか?」

「あ、シーク」

声のほうを見ると、そこには少し安堵の色を浮かべたシークと、心配そうにそらを覗き込むフギンとムニンの姿があった。

「あ、気が付いた?」

ドアを開けて入ってくる人影が見えた。
視線を移すと、そこにはヒュープリッツァとウォルフの姿があった。

「…とりあえず、着替え持ってきたから…着替える?」

「え?」

ヒュープリッツァがにやにやと笑いながら聞いてくる。
自分の姿をもう一度よく確認すると、何も来ていない状態だった。

「なっ!?」

慌ててシーツに包まって体を隠す。ヒュープリッツァはシークとウォルフを部屋から追いやると、楽しそうにほら、と服を渡してきた。