Magic Academy ~古からの盟約~

「そういうヒュープリッツァさんは」

「ヒューでいいよ」

「…ヒューには気になる人とか、いないの?」

そらが聞くと、彼女はそう来たか、とニッと笑った。

「いるよ?もちろん。でもねーこんな立場だから、なかなか難しくて」

それは、ヒュープリッツァが四聖獣人であることも関係あるのだろうか、と思ったのだが、彼女が一瞬見せた寂しげな表情のせいで、それ以上は踏み込んで聞くことができなかった。