Magic Academy ~古からの盟約~

「フギン、ムニン」

シークが呼ぶと、二人は分かりました、と言って居なくなった。

「え?」

そらが少し驚いた顔をしていると、辺りの様子を見に行かせた、と答える。

「でも、この辺りに夜出てるのはまずいって、ヒュープリッツァさんが」

そらが言うと、シークは笑って、あいつらなら大丈夫だよ、と答えた。

「そ、うなの?」

完全に納得はできなかったが、シークが言うのであればそうなのだろうか、と、そらはそれ以上追求することをやめた。


…時々、シークがあの二人にお願いをすることがあるけど、なんで何をお願いされたか分かるんだろ。


不思議そうな顔をするそらに、シークは笑って、どうかしたか?と聞いてきたので、なんでもないよ、と頭をふった。