Magic Academy ~古からの盟約~

「それじゃ、晩御飯ができたらまた呼びに来る。それまでここでゆっくりしていてくれ」

「ありがとうございます」

そらがお礼を言うとウォルフは何も言わず、その場を去っていた。

「…あんまり歓迎されてないっぽいね」

そらが言うと、シークは苦笑した。

「昔から、人は他種族と仲が悪いからな」

言われてそらは、そうなの?と不思議そうな顔をした。

「今でこそ、共存しているがな。昔はひどかった。人は人以外のものを排除しようとする節があるからな。今でも、みんながみんな、他種族と仲がいいわけではないだろ?」

言われてそらは、そうだね、と呟いた。

「それより、ウォルフが言いかけた言葉、覚えてるか?」

聞かれてそらはうん、と頷いた。

「アマダスって、何か言いかけてたよね」

言って、そらはうーん、と唸った。