Magic Academy ~古からの盟約~

「それは…やめた方がいいわ」

さっきの口ぶりからして、止められるだろうとは思っていたのだが、やはり予想通りの答えが返ってきた。
だが、だからといって、レティテントに戻ったところで宿がないのでどうしようもない。
そらが困っていると、ヒュープリッツァは少し考えたあと、よし、と頷き、家に泊まりなさい、と言った。

「いいの!?」

「ヒュープリッツァ様!?」

ウォルフが抗議しようとするが、それを彼女は止めた。

「困っている女の子を見捨てられるほど、私は冷たくないんだから」

彼女の言葉に、そらはありがとう!と頭を下げる。ウォルフは小さくため息をついた。