Magic Academy ~古からの盟約~

彼の後ろをついて歩く。着いたのはいつもの図書室の受付だった。

「学生カード、今日も持ってる?」

聞かれてそらは、はい、と頷き、カバンからカードを取り出して渡した。

「ありがとう。あ、そこに手をかざしてくれるかな」

グリウが指さす先には、初めて本を借りるときに、本人確認で使う魔法具が置かれていた。

「手をかざしたらいいんですか?」

「うん。それが認証の代わりになるんだ」

そらは彼の言葉に従い、魔法具に手をかざした。