「上がったわよー」

「では次失礼します」


いつの間にやら生き返っていた霧島君。

ちょっと残念です。


もっと苦しんでる姿を拝めると思ってたのに。


「ねぇメガネちゃん」

「はい?」

「気になってたんだけどあなたなんで酷い事言われても平気でいれるの?」

「平気ではないですよ。やっぱり悔しいしムカつくし……でも嫌になったってこの顔変われるわけないんですから、受け入れるしかないですよ」