「乙女妃ちゃん、好きだよ」


そう呟いた瞬間宮本さんが目を覚ました。

まさか……起きてた!?


どうしよう、誤魔化さないと。

えーと、えーと。


「目、覚めたんですか?」


バカか俺……!!


「え?いや……」


キョトンとしてる顔可愛過ぎかよ……。

やばい、キャラ壊れる。


落ち着け、落ち着け俺。

いつも通り……いつも通りだ。