不細工な女は妬まずモテろ!

いや、羨ましくないと言えば嘘かもしれない。

羨ましい。


でも顔は選べないし仕方ない。

これが私の人生だ。


「もうここにおったら?」

「いや、ここで戻らなかったら負けた気がして嫌。なんで不細工に生まれてきたからっていじめられなきゃいけないよ?私は何も悪くない。だから教室に戻る!」

「そうか。お前にはきっとええ事あるわ。頑張りや」


いい事か……あるといいんだけど。