「ねぇ~今何周目?」 「知らない。はぁ、はぁ、きっつ。」 体力のないあたし達は盛大に息を切らしていた。 「なんで持久走の練習なんかしなきゃなんないの?持久走って冬じゃないの?」 「ちょっとずつ持久走の練習挟んでいくみたいよ」 「いらないよ~」 よりによって男子とも合同で・・ヤツもいる。 ったく、ぞろぉ~!っと女子引き連れて優雅に走ってんじゃないよ! あー、無視無視 あんなやつ気にしてたら頭おかしくなりそうだからやめよ。