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生まれてこの方、父親にいい記憶はない
『これくらい食べろよ!』
まだ小さい体に小さい胃袋だった私は
少し大きめのお子様ランチを平らげる胃袋は持ち合わせてなくて。
「...ふっ...うわああああ!!」
「うるさい!泣くな!」
お父さんを怒らせてばかりいた
「ちょっと、しょうがないでしょ?」
「お前が甘やかすから!」
ごめんなさい
私ちゃんと食べるから...
だからお母さん、お父さん
喧嘩しないで...?
いつも、怯えていた
私の記憶には怒っている父親しかいない


